Today, in science class, I learned that salt water doesn’t freeze ( 8 ) 0℃.
選択肢
(1)at
(2)in
(3)on
(4)with
答えから先に言いますと、(1)atが正解です。これはatという前置詞が持つイメージから解ける問題でしょう。
atは「点を指す」イメージです。今回の温度のように、一点を指す場合はatが使われます。
訳は「今日、理科の授業で、私は食塩水が0℃で凍らないことを学んだ」となります。
ちなみに、learnedが過去形なのに対してthat節内の動詞が現在形である理由は、「食塩水は0℃では凍らない」という自然の法則だからです。このような普遍的な法則に関してはいつでも現在形を用いますので注意してください。
ex)The earth goes around the sun.
地球は太陽の周りを回っている。
(ウィズダム英和辞典より引用)
Many experts think that we need to create more job opportunities for ( 9 ).
選択肢
(1)a young
(2)the young
(3)young
(4)younger
これも先に答えを言ってしまうと、(2)the youngが正解です。
「the + 形容詞」で「形容詞な人々」となります。今回の場合で言えば、the youngで「若者」という意味になります。
訳は「多くの専門家が、我々は若者のための雇用機会をもっと創出する必要があると考えている」となります。
The leaves in my neighborhood have recently ( 10 ) yellow.
選択肢
(1)come
(2)developped
(3)led
(4)turned
文の意味から考える問題です。「葉が黄色に変わった」という意味を表す動詞を四択の中から選択すればよいので、(4)turnedが正解です。
(1)comeもまた「〜になる」という意味がありますが、色に対して使用する場合はturnの方が適切です。
訳は「近所の葉が最近黄色に変わった」です。
I think eating at home is often ( 11 ) more economical than eating at a restaurant.
選択肢
(1)far
(2)high
(3)too
(4)very
比較級を強める副詞を選ぶ問題です。答えは(1)farとなります。
訳は「家で食べることはしばしばレストランで食べるよりもはるかに節約的であると私は考える」です。
( 12 ) as the leading actor in the film, Ramesh soon became a star.
選択肢
(1)Choosing
(2)Having been chosen
(3)Having chosen
(4)To choose
主演俳優に選ばれたのはRameshという方であるのはよろしいでしょうか? これさえわかればあとは受動態となっている(2)Having been chosenを選択するだけです。
訳は「Rameshはその映画の主演俳優に選ばれ、すぐにスターになった」となります。
Please give me ( 13 ) information you get as soon as possible.
選択肢
(1)as if
(2)even if
(3)whatever
(4)whenever
これも文の意味から考えた方が適切に、そして早く解けるでしょう。答えは(3)whateverで、訳は「あなたが得た情報なら何でも、できるだけ早く私に伝えてください」となります。
The typhoon suddenly became weaker, ( 14 ) was good news for the village.
選択肢
(1)it
(2)that
(3)what
(4)which
( 14 )よりも前の部分にあたる「台風が突然弱まった」という内容を受ける関係代名詞が( 14 )に入りますので、答えは(4)whichとなります。
訳は「台風が突然弱まったが、これは村にとってよいニュースであった」です。
He ( A ) his umbrella ( B ) in the door by accident when he boarded the rush hour train.
選択肢
(1)A : got B : caught
(2)A : got B : to catch
(3)A : made B : caught
(4)A : made B : to catch
傘は「引っかかる(受身)」ものなので、Bが過去分詞ではない選択肢(2)と(4)は消えます(そもそもmakeの場合to不定詞はありえないので、そういった意味でも(4)は誤りです)。残った二つの選択肢ですが、ここではgotが正解です。
getは今回のように偶然や不注意による被害を表す場合に使用されますが、makeはmake oneself understood「自分の意思を伝える」make oneself heard「自分の声を聞かせる」のような慣用的な表現に限られます。
そういうわけで今回はgetの過去形であるgotが正解で、答えは(1)です。
訳は「彼はラッシュ時の電車に乗り込んだ時、偶然傘をドアにはさまれた」となります。
( A ) in this class is as kind ( B ) Abbie. She always helps people who are in trouble.
選択肢
(1)A : Anybody B : as
(2)A : Anybody B : than
(3)A : Nobody B : as
(4)A : Nobody B : than
as kindと書かれているので( B )にはasが入るとわかりますので、選択肢は(1)と(3)に絞られます。
二文目からAbbieはとても親切な人間であるとわかるので、最上級の意味になるNobodyが( A )に入ります。
したがって、答えは(3)となります。
訳は「Abbieほど親切な人はこのクラスにはいない。彼女はいつも困っている人を助けている」です。
Angelina ( A ) me whether I ( B ) enjoyed the festival last Saturday.
選択肢
(1)A : asked B : had
(2)A : asked B : have
(3)A : said to B : had
(4)A : said to B : have
「土曜日のお祭りが楽しかったどうかAngelinaが私に尋ねてきた」という意味ですから、「尋ねる」という意味の動詞のaskedを選びます。
Bには、その尋ねた時よりも時間的に前であることを表す過去完了が入るのでhadが正解となります。
したがって答えは(1)です。
ちなみに、said toを使うのは文法的には正しいとは思いますが、ほとんど全くと言ってよいほど見かけませんし、何より「言った」よりも「尋ねた」の方が意味として適切でしょう。
最後に
今回のセンター試験でなかなか文法がうまくいかなかったという方は今一度文法を見直してみるとよいかもしれません。今後の私立や国公立の入試においても文法問題が出るでしょうし、また文法問題が出なくとも英語の土台として文法は重要ですので、しっかり復習しておきましょう。
以下は大学入試全体に関わる文法の勉強法についての記事です。