スクリーンショット 2016-03-25 8.17.09

【随時更新】英語のおすすめ長文読解参考書、問題集のまとめ

投稿日:2016年01月25日(月)
このエントリーをはてなブックマークに追加

英語の長文が読めるようになるためには、当然たくさんの長文を読む必要がありますが、長文の多くを市販の問題集で読むのではないでしょうか。そこで本屋に行って長文読解の問題集の購入を検討するわけですが問題集の数が多くて大変ではありませんか。

問題集の数が多すぎて何を買えばよいかわからない、と私が受験生の頃も思ったものでした。

最近では、参考書や問題集が溢れかえっています。確かにいろいろなタイプの参考書、問題集があるのは大きなメリットでしょう。しかし一方で、選択肢が多く、どれが自分に合ったものなのかわかりにくいとも言えます。

そこで今回は私が実際に使ったことのある長文読解の問題集について解説していきます。「長文読解をやりたいけど問題集が選べない!」という方は、私のコメントを参考にしながら実際に本屋で中身を確認して頂けると自分に合ったものが選択できるでしょう。

やっておきたい英語長文


本屋に行けば大抵置いてある長文読解の問題集です。

この「やっておきたい英語長文」というシリーズには300、500、700、1000の四つがあり、これらの数字はそれぞれに収録されている長文のおよその平均語数を指しています。例えば、「やっておきたい英語長文300」なら300語数近くの長文が30収録されています。

このように語数によって収録する長文を決めていることから、あまり長文を読むのが得意ではない方、長文に抵抗のある方などでも「やっておきたい英語長文300」や「やっておきたい英語長文500」ならば気軽に始めることができます。この敷居の低さが一つの特徴です(もちろん英語に自信のある方が「やっておきたい英語長文300」から始めたとしても得るものはあるはずです)。

もっとやりたい方には「やっておきたい英語長文700」「やっておきたい英語長文1000」がありますし、あらゆるレベルの方を受け入れている懐の広さも魅力的でしょう。

また解答時間も明記されているので、時間を意識して処理するようになり緊張感を持って取り組めます。

解答解説はシンプルでありながら的を射ており過不足ない、といった印象です。パラグラフ毎に訳と重要語彙が載せてあるのも勉強の効率化につながり便利です。本当は長文で出会った知らない語彙は全て覚えるくらいの姿勢であってほしいのですが、そうは言っても勉強を始めたばかりの頃にそういった姿勢を求めるのは酷ですから、重要語彙リストを参考にしながら暗記していくとよいでしょう。

掲載されている問題形式は少々国立大学寄りであるように感じます。だからと言って私立大学志望の方にはおすすめできないわけではありません。やはり長文読解の基礎はどの大学を志望している場合でも変わりませんし、問題形式が少し変わったくらいで全く対応できなくなってしまうようでは、まだまだ英語の長文読解力は完成されていないということでしょう。ですからあまり問題形式を意識せずに柔軟な長文読解力を養っていくという目的ならば万人向けです。

個人的には、英語に自信のある方でも「やっておきたい英語長文300」から始めるべきだと思います。英語の長文に限って言えば、簡単すぎても無駄になることはありません。逆に難しすぎると訳がわからなすぎて勉強にならないと思いますが、簡単な長文を読むことはウォーミングアップや語彙の確認につながります。ですから「やっておきたい英語長文300」から始めることをおすすめします。

英語長文レベル別問題集


英語長文レベル別問題集の利点の一つとして挙げられるのが、難易度のわかりやすさです。この問題集に書かれたレベルに合わせて買えば、まず間違いはないでしょう。ただ基本的には「やっておきたい英語長文」同様、大学受験で必要なレベルである標準編から自分の志望大学のレベルまでやっておくべきです。

「英語長文レベル別問題集」にも当然、適切な量の解答解説と重要語彙リストが掲載されていますが、他の長文読解問題集とは異なる優れた特徴があります。それは全ての文を英文解釈していることです。S、V、O、C、名詞、形容詞、副詞、同格、被修飾語が事細かに書き込まれています。これによって独学でも丁寧に長文を理解することができます。

私は英文解釈の訓練として、先程の「やっておきたい英語長文」の長文を英文解釈をしていましたが、正直独学では本当に自分の英文解釈が正しいのかわからず不安でした。しかし後になって「英語長文レベル別問題集」の存在を知った時、もっと早く「英語長文レベル別問題集」で勉強しておけば余計な不安を感じることもなかっただろうと後悔しました。解答時間も明記されていますし、その上CDもついてきます。これと言ったデメリットもなく非常におすすめできる問題集です。

“毎年出る”頻出英語長文


古い問題集ではありますが、私は気に入って使っていました。設問はやはり古いためか、あまり使えないと思いますが、長文を読むためだけに買っても損しません。なぜなら解説が非常に詳細だからです。

さすがにあまりにも簡単すぎる箇所は飛ばしていますが、少しでも読者がつまずきそうなところでは細かく解説してあります。私自身、この解説のために買ったようなものです。

主な使い方は、先程書いたように問題を気にせずに長文を読み、長文のわからない部分は解説を読んで理解する、という感じです。

ちなみに、今回紹介した黄緑色以外にも桃色や青色のものがありますが、そちらは使ったことがありませんので解説できません。申し訳ありません。

速読のプラチカ


全体的に難易度の高い長文が多い印象があります。ここで言う難易度とは構文の複雑さという意味です。しかしこの辺りのレベルの長文を素早く処理できるようになれば、かなり長文読解力は上がってきているとも言えます。

解説は詳しいですし、それなりに長文を読んできた方なら独学でも問題なく使用できる問題集です。

個人的な話ですが、この問題集を使っている時に全訳が載っていることに気づかず、「全訳さえ載っていれば完璧なのに……」と思っていました。最後まで問題を解いてから解答解説編の一番後ろにまとめて全訳が載っていることに気づき、「もっと早く知りたかった」と心の底から思ったことを今でも覚えています。もし皆さんの中で「速読のプラチカ」の購入を検討している方がいらっしゃいましたら、全訳が載っていることをしっかり覚えておきましょう。また「精読のプラチカ」という似た名前の問題集があるので購入する際は気をつけてください。

これより下は随時おすすめできる英語長文読解の参考書、問題集を更新していきます。

パラグラフリーディングのストラテジー


※2016/1/29更新。

英文解釈がある程度できる方にありがちな悩みがあります。

それは「複雑な構造を持った文でも一文や二文、三文くらいなら読める。しかし、長文になると途端に何を言っているのかわからない」というものです。

どうして少量の文なら正確に読める方が長文になると読めなくなってしまうのでしょうか? 一文ずつ正確に読んでいけば、結果的に全文が読めているはずだと思いませんか?

ですが実際のところ、そうはいかないのです。まず英文解釈の特徴について理解していきましょう。

英文解釈の守備範囲

英文解釈は正確に文章を読む上で必要ですが、万能ではありません。ここを勘違いしないように気をつけましょう。英文解釈には得意なことと不得意なことがあります。

得意なこと、それは一文を正確に読むことです。言うなれば英文解釈は顕微鏡のようなもので、ミクロな視点を私達に与えてくれる道具です。一文の細かい箇所を見ることに適していると言えるでしょう。

しかしミクロなものを見る顕微鏡であるなら、大きなものを見る際には不適切ですよね。例えば手の皮膚、細胞といった小さいものを見る場合には顕微鏡が役に立ちますが、手全体を見るには顕微鏡は不要です。どうやっても顕微鏡で手全体を見ることはできません。

つまり、道具には適切な使い方があり、英文解釈が太刀打ちできない場合があるのです。それが大きなものを見ることです。

大きなもの=文と文のつながり、文章全体の構造

では「長文読解における大きなもの」とは一体何でしょうか? それは文と文のつながり、文章全体の構造です。

文章というのは単なる文の積み重ねではありません。文と文は有機的に結びついていますし、段落と段落の関係性など、文章全体を俯瞰して見なければわからない文章構造があります。より具体的に言えば、順接、逆接、例示などの関係性や論理があるのです。

これは現代文を読む際にもよく言われていることですよね。現代文では意識するのに英語になると突然何も意識しなくなるというのはおかしな話ではありませんか? 日本語であろうと英語であろうと同じ文章には変わりないのです。もちろん話の進め方などはそれぞれ特徴がありますが。

マクロな視点も手に入れよう!

さて、前置きが長くなりましたが、今回おすすめしたいのは「パラグラフリーディングのストラテジー」という英語長文読解の参考書です。

この参考書ではこれまでに書いてきた、英文解釈の弱点である大きなものを見ること、すなわちマクロな視点で長文を読むことについて解説しています。

英文解釈をしっかりやったが、なぜか長文になると読めないという方には特におすすめです。「文脈を把握しながら読め」と言われてもその読み方がわからない、そんな方も一度読んで頂けると以前よりも長文が読めるようになっているでしょう。

内容自体はそれほど難しくないので一日もあれば全体を読み通すことができます。時間のない方にもおすすめです。

関連記事

【時期別】英語の文法を完成させるまでの流れを参考書、問題集を紹介しながら解説!

【単語から長文読解まで】英語の勉強法を身につけよう!

長文が読めない方におすすめの記事

語彙力もある、文法もできる、そんな方が長文になると途端に読めなくなる理由とその対処法

この記事が役に立ちましたら
いいね ! をお願いします