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基本は関係代名詞の省略と同じ! 先行詞や関係副詞の省略を学ぼう

投稿日:2016年01月24日(日)
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今回は関係副詞を解説していきます。省略部分を発見するポイントは「【第7回】簡単そうで意外と難しい! 英語の関係代名詞の省略を見抜く!」と共通していますので、まだお読みでない方はこちらを先にお読みください。

関係副詞のややこしいところは先行詞が省略されたり関係副詞が省略されたりすることにあります。しかし、これもパターンさえわかってしまえば大したことはありません。まずは先行詞とそれに対応する関係副詞について整理しましょう。

先行詞 関係副詞
when
場所 where
理由 why
方法 how

それほど神経質に覚えていく必要はありません。ちなみにこれら全ての関係副詞の代わりになることができるthatが存在します。この関係副詞thatは省略されることが多く、そのため先行詞だけが残る場合があります。

  • 先行詞+関係副詞
  • 先行詞のみ(関係副詞thatの省略)
  • 関係詞のみ(先行詞の省略)

関係副詞を用いた文の形は以上の三種類に限定されます。「先行詞+関係副詞」の場合なら問題なく読解できるでしょうが、やや難しいのが「先行詞のみ」と「関係詞のみ」です。まずは「先行詞のみ」から見ていきましょう。

(時)During the year (that) I was Miss Universe, I was rarely able to see my friends.
(場所)There was nowhere (that) he could be truly safe.
(理由)I don’t know the reason (that) he quit his job.
(方法)This is the way (that) I usually wash dishes.

日本語訳

(時)私がミスユニバースだった一年間、友達にはあまり会えなかった。
(場所)彼が本当に安全でいられるという場所はなかった。
(理由)彼が仕事を辞めた理由がわかりません。
(方法)私は普段このようにして皿洗いをしています。

(時)(場所)(方法)の例文は表現のための実践ロイヤル英文法から、(理由)の例文はデュアルスコープ総合英語から引用しました。

これらの例文のように関係副詞thatが省略されると「名詞+S+V」という形が生じます。関係代名詞の目的格の省略と違うのは、名詞の後に続くS+Vが完全文である点です。関係代名詞の目的格の省略と同様、接続詞+1=動詞の数を満たしておらず、等位接続詞、従位接続詞が見当たらないことから関係詞の省略ではないかと疑ってください。

関係代名詞の目的格の省略に比べて、関係副詞の省略の方が簡単に見抜けるでしょう。なぜなら先行詞は時、場所、理由、方法に限られており、理由、方法に至っては先行詞がthe reasonとthe wayと決まっています。一方で関係代名詞の目的格の省略では、様々な先行詞が来る可能性がありますから少し難易度が高いかもしれません。

ちなみに時、場所に関しても、関係副詞が省略される場合の先行詞はある程度決まっています。
時:the time、the day、the month、the year
場所:the place、anywhere、somewhere、nowhere
もちろんこれが全てとは限りませんが参考になるでしょう。

では関係副詞の先行詞の省略、つまり関係副詞のみの場合について説明していきます。

(時)Friday is (the day) when I am busiest.
(場所)That’s (the place) where his concert will be held tomorrow.
(理由)That’s (the reason) why I like snowboarding.
(方法)This is how[the way] he solved the problem.

日本語訳

(時)金曜日は私が最も忙しい日です。
(場所)そこが明日彼のコンサートが開かれる場所です。
(理由)それが私がスノーボードが好きな理由です(そういうわけで私はスノーボードが好きなのです)。
(方法)これが彼がその問題を解いた方法です(このようにして彼はその問題を解きました)。

例文はデュアルスコープ総合英語から引用しました。

先行詞が省略される際には先行詞を補って訳すのもよいのですが、when「〜する時」where「〜するところ」why「〜する理由」how「〜する方法」と訳すことを知っていればわざわざ先行詞を補う必要はありません。

またhowに関してですが、the way howとすることはできず、the wayかhowのどちらかの形に限ります。

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