英文のつまみ食い2b

簡単そうで意外と難しい! 英語の関係代名詞の省略を見抜く!

投稿日:2016年01月24日(日)
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多くの方が関係代名詞の目的格が省略されることを知っていると思いますが、意外と省略を見抜くのが難しいものでもあります。今回は関係代名詞の目的格の省略が起きている場合の特徴を捉えて省略が見抜けるようになりましょう。

The book I read yesterday was very interesting.

例文はデュアルスコープ総合英語から引用しました。

いつものようにSを見つけようとしますと、早速文頭にThe bookとあります。その直後にIが来ています。「【第4回】英語の長文で頻出の「名詞+名詞」という同格を見破ろう!」という話を以前しましたが、同格と考えるとおかしなことになります。それは一つの文に動詞が二つあることになってしまうからです(readとwas)。一つの文に対して動詞は一つだけで、接続詞が一つ増えると動詞の数も一つ増えます。

接続詞が一つもないなら動詞は一つ、一つ接続詞があるのなら動詞は二つ、という具合に、接続詞+1=動詞の数となります。ちなみにここでの接続詞は等位接続詞、従位接続詞、関係詞を指しますが、そのうちの等位接続詞は動詞と動詞、あるいは文と文を結びつける等位接続詞に限定します。

さて例文に戻ると、先程確認したように動詞が二つあります。つまり接続詞が一つあると言えます。しかし等位接続詞や従位接続詞は見当たりません。ということは関係詞がどこかに隠れています。bookとIの間に関係代名詞の目的格があれば問題ないですね。したがって省略を補うとすれば、The book (which I read yesterday) was very interesting.となります。()は形容詞節を表します。

この関係代名詞の目的格の省略では名詞+S+Vという形が生じます。接続詞+1=動詞の数を満たしていないのに名詞+S+Vという形があれば関係代名詞の目的格の省略を疑いましょう。

訳は「私が昨日読んだ本はとてもおもしろかった」となります。

まとめ

  1. 接続詞+1=動詞の数を満たしていない。
  2. 等位接続詞、従位接続詞が見つからない。
  3. 関係詞も見つからない。
  4. 名詞+S+Vという形があれば、そこで関係代名詞の目的格の省略が起きている。

【第8回】基本は関係代名詞の省略と同じ! 先行詞や関係副詞の省略を学ぼう。」もあわせてお読み頂けると理解がより一層深まります。

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